前立腺がん検診

前立腺は，精液の一部をつくる臓器です。
当該臓器に発生するがんが，前立腺がんです。
近年，高齢化や食生活の欧米化などの影響により，特に50歳以降の男性の前立腺がんが増加しています。

前立腺がんの多くは，初期段階では自覚症状がありません。
また，何かしらの症状が出てから受診してがんが発見された場合，20～30％の患者さんは，既に他の臓器（主に骨）に転移した状態で発見されることがあります。
このため，自覚症状がない段階からの定期的な検診が重要です。

平成24年10月から新たに，一定年齢の市民（男性）の方を対象に，前立腺がん検診を開始しました。早期発見・適切な治療のために，2年に1回受診しましょう。

50歳以上の方（2年に1回受診※）
※年内（1月1日～12月31日）に偶数年齢になる方がその年の受診対象者です。
ただし，奇数年齢になる方でも，昨年（偶数年齢の年）に受診されていない場合に限り，受診いただくことができます。

問診・血液検査（PSA検査※）
※  血中の前立腺特異抗原（PSA ピー・エス・エー）と呼ばれる腫瘍マーカーの数値を測定する検査

1,500円
※非課税世帯の方は800円に減額
（減免の要件及び必要書類等は，こちらのページの下部をご覧ください。）

一年を通じて，指定医療機関で受診できます。
指定医療機関へ診療時間中に，直接お電話で「京都市の前立腺がん検診を受診したい」とお申込みください。
なお，受診できる指定医療機関のリストは以下のファイルからご覧いただけます。